家が買えない!(中編)

Iターンで田舎暮らしを始めるまで
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1.もっと広い家を借りる
2.実家で同居する
3.マンションを買う
4.土地を買って一戸建てを建てる

家が買えない!(前編)
学校を卒業してから、10年間横浜の会社に勤めていた。 結婚してからは、横浜のアパートに住み始めた。 長男が生まれてしばらくするまでは「せまいながらも楽しい我が家」だったのだが、長男が大きくなってくると、モノが増えてきて、家がせまくなって...

上記4案をあきらめた僕は、次の案を考えた。

都会と田舎の二重生活

5番目の案は、
アパートは今のまま、その代わり、土地の安い地方に別荘を買って、週末はそこで生活する。

「都会と田舎の二重生活」である。
(マルチハビテーション とも言うようですね)

週末を使って、インターネットで物件を調べたり、いろいろな場所で空き家探しをしたりした。

田舎の家を探す

良く遊びに行っていた山梨県の道志村や山中湖村で物件を探したり、
アクアラインを使って、千葉県の君津や富津辺りの不動産屋巡りもした。

小さな平屋の家であれば、土地付き庭付き一戸建てでも、1,500万円くらいで買える。

実際に物件を見せてもらうと、一戸建てとしては少し小さいけれど、ちゃんと庭もついている。

少し手を入れれば、野菜を育てることも出来そうだ。

駐車場だってちゃんとある。

目の前が山なので、居間から見える景色がすばらしい。

アパートの居間から見える、となりの家の「カベ」とは大違いだ。

台所だって広いし、居間も、オフロも、洗面所も、トイレも、住んでいるアパートより大きい。

家族4人で暮らすぶんには、まったく問題ない。

千葉の物件は、海まで歩いて5分なんてところもあって、夢が広がる。

物件を見た帰りに、海水浴場に寄ってみる。

静かに波が打ちよせる浜辺を、妻と息子が楽しそうに遊んでいるのを見たら、

「もう、これは買いだ! 絶対に、買いだ!」

と舞い上がってしまい、不動産屋に手付金を払うための用紙までもらってしまった。

しかし、今まで楽しそうに遊んでいた妻は、その瞬間に表情を変え、僕に
「待った」
をかけるのであった。

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