田舎での仕事のメドが立ち、田舎暮らしが現実的になってきた。
次は家族の説得だ。
妻への説得
当時、僕ら家族は横浜のアパートに住んでいて、長男は2歳、次男はお腹の中にいた。
最初は妻に話した。
実は結婚前に、プロポーズをした時、
「たぶん自分は将来、田舎に住むと思う。神奈川県を離れることになると思うけど、大丈夫?」
と言っておいた。
なので、妻はいつか田舎に移住することを覚悟していたようだ。
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この頃は僕の精神状態も悪かったので、話を切り出すと、
「今より状態がよくなるのであれば、田舎に行ってもよいよ」
とあっさり了承してくれた。
でも、長男が産まれて、育児つながりで近所にたくさんの友達が出来ていたので、妻としても横浜を離れるのはツラかっただろうなと思う。
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僕の場合、子供が小さかったので、転校などの問題がなかったのは幸いだった。
僕の両親への説得
そして、僕の両親。
僕の両親は、僕が一度決めたらテコでも動かないことを知っていたので、
あまりゴチャゴチャとは言わなかった。
ただ、僕の親父は田舎出身で、田舎での人間関係のわずらわしさで苦しんだようだった。
「田舎は人間関係が濃い、それだけは覚悟しておくように」と忠告してくれた。
僕は次男だけれど、僕の妻と両親が良い関係なので、将来は一緒に住みたかったのかもしれない。
妻の両親への説得
妻の両親には、ちゃんと話をした。
田舎に移住する理由を話し、収入的にも経済的にも問題ないことを説明すると、少し安心してくれたようだった。
妻の両親には、妻の兄姉夫婦が近所にいるので、あまり心配がなかった点も恵まれていたと思う。
家族・親類は何とかなったが、困ったのは会社だった。
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