妊娠中の妻にとって、もっと問題だったこと。
それは、「産婦人科の病院が近くにない」ということだった。
田舎では産婦人科の病院が見つからない?
正確に言うと、合う病院が見つからなかった、のだけれど
「この辺りの人は、どこで赤ちゃんを産んでるんだろう?」
と思うくらい見つからなかった。
出産は、神奈川県の妻の実家近くの病院 と決まっていたけれど、山梨でも、具合が悪くなった時のためにかかりつけの病院を見つけておきたかった。
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電話帳とインターネットを使って、ようやく良さそうな病院を見つけた。
クルマで30分くらいの場所だった。
この時期はまだ妻のクルマがなかったので、突然調子が悪くなったときは、僕が会社を早退して病院に連れて行ったり、タクシーを呼んで病院に行ったりということもあった。
次男を妊娠してから、出血したり、お腹が痛くなったり、ということが長男の時よりも多かったし、引越しなどの仕事も多かったので、
(もしかしたら、流産してしまうかもしれない)
という思いが、妻にも、僕にもあった。
田舎では都会と違うストレスが生まれる
「あの頃はストレスもたまっていたし、友達もいなくて、不安なことがたくさんあって、私はツラかったよ。」と妻は、今でも僕に言うことがある。
でも、ある日、そんな状況の妻を救ってくれる人が現れた。
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