「夢を与えよう」
Iターンをするための家族説得編です。
最初のテーマは「夢を与えよう」です。
田舎に移住するための障害はいろいろとありますが、
「家族の反対」がもっとも大きな割合を占めると思います。
僕が家族(特に妻)に意識して語っていたのは
「夢を与える」ということでした。
誰でもよりよい生活を望んでいると思います。
田舎暮らしのメリットが、今の生活のデメリットを越えれば、
現実的な話し合いができるのではないかと思うのです。
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では、どうすれば、メリットのある夢を与えられるのか。
これはもうあなたが気に入っている田舎を見せるのが一番です。
それも、その候補地が一番いい季節に行くことをお勧めします。
僕の住む八ヶ岳近辺なら、花がキレイな時期や、川遊びやキャンプが
思う存分できる夏、雪景色がキレイな冬、などがいいですね。
「夢を与える」のですから、寒々しい風が吹く晩秋などは避けましょう。(^^;)
この地に移住すれば、こんなに素晴らしい風景の中で暮らせるんだ、という
イメージを与えることができると思います。
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「夢」は家族の趣味や、興味のあることに、合わせることもできますね。
都会ではなかなかできないけれど、田舎なら可能なことを見つけてあげれば
「夢を与える」ことができます。
例えば、僕の妻は「木工」をやるのが夢なのですが、
横浜のアパートに住んでいた時は、
トールペイント(木の材料に絵の具を塗る)くらいしか
できていませんでした。
「田舎に住んだら、土地が安いんだから工房を建てようよ」
「工具を揃えて、本格的に製作を始めて、ヤフオクで売るといいよ」
こんな一言で、もう目はキラキラです。(^^)
(何年先のハナシかは別として)(^^;)
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「子供を豊かな自然の中で育てる」というのも、
「夢を与える」キーワードになりますね。
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なんだか、こう書いていると、家族を説得するために
「ダマしている」ような氣になるかも知れませんが、
そうではありません。
まず「夢を与える」のは、反対している家族に、現実的な話し合いの
土俵にのってもらうためのノウハウなのです。
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家族説得編 「共犯者にしてしまえ」へ 続く
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