「田舎に転職するには?(3)」
3回目は「自分の居場所を作りましょう」がテーマです。
このテーマは、特に田舎暮らしのノウハウではないのかも知れません。
転職した後のアドバイスとして読んでいただければと思います。
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転職して、新しい職場に就くと、最初は新入社員のようなもので、
右も左もわからない状態です。
かといって、「新入社員研修」みたいなものも無いわけで、
わからないことは、周りの人に自分から聞いていかないといけません。
でも、新入社員のように何でもかんでも「わからないから教えてください」
なんて言ってはいけないと思います。
自分でこっそり調べたり、資料をあたってみたりする、「陰の努力」が必要です。
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転職先の人達からは、
「コイツは何が出来るんだろう?」
「どういう仕事のやり方をするんだろう?」
「新しい風を持って来てくれるのだろうか?」
等々、期待と好奇の目で見られるワケです。
都会から地方の企業に移ってくるのですから、そういった無言のプレッシャー
も、かなりあります。
「何だコイツ、こんなことも知らないのか」
なんて、第一印象で思われてしまうと、信頼回復に時間がかかってしまいます。
そのプレッシャーを解き放ち、居心地を良くするための方法。
それが、「自分の居場所を作る」ということです。
●自分の得意な分野に磨きをかける。
●得意な分野での仕事が無ければ、それを見つけ、自分のものにする。
●そしてそれをアピールする。
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「この仕事はアイツじゃないと出来ない。」
「これをやらせたらアイツが一番早い。」
「このコトはアイツに聞けばわかる。」
というものを早く見つけ、早くモノにしましょう。
それを見つけると、とても居心地が良くなります。
社内でも、部門を越えた知り合いが増えます。
居場所を確立することで、ストレスも減ります。
そして、楽しい田舎暮らしをすることが出来ます。(^^)
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僕が以前、所属していた「田舎暮らしフォーラム」の中でもこんなことが言われていました。
以下、引用。
就職先を選択する際、あなたの強みを生かせる所を選んで下さい。
受け入れ側は田舎の中小企業こそ、シビアにあなたを評価します。
地元の方々の見る目は、言動はとても正直です。
烙印を押されたら最後。 都心以上にその評価が伝染します。
そして、
名実共に仕事の上で、その会社の一員となり、
安定した所得を確保する事を優先して下さい。
引用ここまで
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僕も全く同じ意見です。
誰にも負けない「何か」。それを早く作ることをお勧めします。
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家族説得編 「夢を与えよう」へ 続く
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