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「あいさつの効用」
新聞の「田舎暮らしを楽しむ」コーナーに
地域の人とうまくつきあうコツは「まず挨拶からです」という記事があって、
(うーん、その通り!)と思ったので、「あいさつ」について書きます。
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この地に来てまず感動したのは、
学校帰りの子供が、道ですれちがう時に元気なあいさつをしてくれることです。
「帰りました!」
「こんにちわ!」
と、小学生があいさつしてくれます。(^o^)
そして、僕が最初に交わした言葉は、
「え・・、あ、どうも・・」
という情けない あいさつでした・・・。
横浜に住んでいた時、知らない小学生からあいさつされたことなんて
まず ありませんでしたので、こんな対応になってしまいました。
反省。\(_ _ ;)
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田舎、というより、人口の少ない所では、近所を歩いてる人は、
ほとんどが知り合いです。
なので、顔を知らない人でも、歩いていて出会った人=ご近所さんなのです。
だから 知らない人でも あいさつをするのは当たり前なのですね。
今では、知らない人でも 普通にあいさつが出来るようになりました。
言葉もなくすれ違うよりは、目を合わせてあいさつをする方が気持ちよいですよね。
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あいさつの良いところは、フトしたことで友達が増えることです。
僕の家の斜め前で 趣味で畑をしているEさん がいます。
この方との出会いも あいさつ からでした。
畑で お仕事をしている Eさんに、
「こんちわぁ」と声をかけました。
「こんにちわ、ヘンな天気じゃんね。」
「ヘンな天気ですね。何を作るんです?」
「ん〜と、ネギとね、ダイコンと、ハクサイと、こっちはイチゴだね」
「スゴイですね〜」
「素人の趣味だけどね〜」
なんて話をしてたら、いつの間にか、収穫した野菜を届けてくれるようになり、
今では、野菜作りの先生と生徒のような間柄になっています。
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あいさつの効用はまだまだあります。
我が家は、一度 泥棒に入られそうになったことがありますが、
泥棒は、昼間に偵察をすることが多いようです。
もしも、(あ、なんだかアヤシイ人がいる)
と思ったときは、あいさつをしてしまうのが良いそうです。
あいさつをすると、泥棒は
(あ、顔をおぼえられた)
と思って、その近辺では「仕事」をしなくなるそうです。
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ウチの子供には、
「おはよう、こんにちわ、こんばんわ、いってきます、ただいま、・・」の
あいさつを ちゃんとするように教えています。
田舎に来て、皆があいさつをしてくれるので、どんな人に対しても
あいさつをしてくれる子供になってくれました。
「子供が あいさつ を大事に思う人間になってくれた。」
これだけでも、Iターンして、田舎に来て良かったなぁ と思うのです。
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「飲みに行けない」へ 続く
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