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「自分に合う仕事があるのか?」

田舎暮らしを夢見るあなたが、「やっぱりムリだなぁ」と思ってしまうこと。

それがこの「そこに仕事はあるのか?」という点ではないでしょうか?

いくら住む場所が良くても、自分の好きな仕事、得意な仕事、稼げる仕事が出来なければ 幸せではないですもんね。



田舎では、やはり、仕事の選択という点では不利です。

田舎に行ったら、
●自宅を事務所にして仕事をする方、
●自宅の土地の近くで仕事をすると考えている方、
●就職先のアテがあるという方
は良いのですが、

●新たに転職して、会社や、組合で働こうと思っている方
にとって、
「職住隣接」で「やりたい仕事」という点では、むずかしい場合が多いです。

理想の「住む場所」はあるのだけれど、その近辺には 自分が出来そうな仕事がない、と思ってあきらめてしまう方が 多いのではないかと思います。



でも、ここでちょっと考えてみてください。

田舎では、クルマ通勤がほとんどです。
そして、田舎では渋滞がほとんどありません。信号も少ないです
都会での距離感と、田舎での距離感は明らかに違います

僕もそうでしたが、Iターンを考えているあなたは、
意外とこの点を見落としているのではないでしょうか。



例えば、僕の場合、今住んでいる自宅から職場までは25kmの距離があります。

これを都会にあてはめると、新宿駅から羽田空港までの距離になります。

新宿駅から羽田空港までを、一般道で、通勤時間帯に、クルマ移動するとなると、
渋滞につかまったり、信号で止められたり、かなりの時間がかかると思います。

しかし、田舎であれば、ほんのわずかな時間です。

例えば、僕の通勤時間は30分です。
平均時速50km/hなんです。
ちなみに25kmの間、信号はたったの5つしかありません。(笑)
自宅から職場までノンストップで行けちゃった、なんてこともあります。

もちろん、ガソリン代も交通費として支給されますし、
もっと遠い場所から通勤しているヒトには高速道路料金も支給されています。
(これは職場との交渉が必要ですね。)



「今している仕事(職場)が好き」、または、「今の年収を維持したい」
という方で、「住みたい田舎がワリと近い」、という方は、
「新幹線通勤」や「特急通勤」を交渉してみるのも手だと思います。



もちろん「そこ」=「理想の場所」で仕事を探す努力、 少しくらい仕事内容に不満があっても、自分から合わせていく努力も必要です。

しかし、「そこ」に仕事がなくても、
「その近辺」にやりたい仕事があれば、通うのはそんなに苦痛ではない、
ということを頭に入れて、田舎での仕事探しと、田舎暮らしをあきらめないで
いただきたい と思います。

2005年1月17日

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「物件情報は地元の新聞から」へ 続く 
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