慣れない田舎暮らしで妻のストレスがたまっていた。
でも、ある日、そんな状況を救ってくれる人が現れた。
近所で見つけたお友達
それは、近所に住んでいたKさんだった。
Kさんも2歳の女の子をもつお母さんだった。
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夏の暑い日、(家にこもっていると爆発しそう・・)と思った妻は、長男を連れて散歩に出た。
そして、家の近くの通りで偶然、小さな女の子を見つけた。
その女の子を追いかけて、家から出てきたのがKさんだった。
「何歳ですか?」から話が始まり、立ち話を始めたそうだ。
話をしてみると、Kさんも近所に同じくらいの歳の子供がいないので、家で子供と2人で遊んでいることが多い、ということだった。
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「じゃあ、今度遊びましょう」という約束をして、その時は別れたそうだ。
その日僕が家に帰ると、妻がうれしそうな顔をして、今日の出来事を話してくれた。
Kさんの話し方、着ている服、振る舞い、に自分に近いものを感じたという。
「いい友達になれそうな気がする」とうれしそうに話していた。
何度か、お互いの家に行き来しているうちに、この女の子も、長男のよいお友達になってくれた。
はにかみ屋さんで、僕に会うとすぐに隠れてしまって、決して目を合わせてくれないのだけど、(^^;)
おっとりとしていて、優しそうな女の子だ。
僕にも近所の友達ができた
そして奥さん同士が仲良くなって、庭でバーベキューをしようということになり、家族で出かけていくと、ダンナさんがとても良い人だった。
僕と同じくお酒好きで、ビールを2人で20缶ほど飲みながらいろいろと話をしていたら、すっかり意気投合してしまった。
(この人はいろんなことを知っているなぁ)と思っていたら、実は地元の会社の社長さんだった。
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この一家の出現で、我が家の田舎暮らしはとても明るくなった。
妻も元気になってきた。
やっぱり持つべきものは良い友達だなぁ、と痛感した。
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家族に友達ができて、だいぶ落ち着いてきたのだが、
今度は僕の仕事に小さな問題が起き始めていた。
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