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「競売物件に挑戦する」

「競売物件」

なんとなく おっかない言葉である。

「占有者がいて、それが や○ざ だった」とか、
物件の番号が「事件番号」と呼ばれたりしていて
どうもあまり良いイメージがない。



「素人は手を出すもんじゃない」

などとも言われるけど、まずは調べてみないと始まらない。

「競売物件の基礎」という本を買ってきて、読んでみた。

確かに「素人」にはむずかしいけど、うまくいけば格安で
家が手に入れられそうだ。



平日の休みを利用して、甲府の地方裁判所に足を運んだ。

競売物件の情報を閲覧できる部屋に行く。

思ったよりも雰囲気はわるくなかった。

出入りしているのは、ほとんどが不動産屋関係の人みたいだ。



近所の物件を探してみる。

あることはある、のだけれど、ほとんどが山林の土地や建設用地だ。


やや近所で、「売却基準価額500万円」 の物件を発見!

築年数は15年と古いけど、土地120坪、2階建。

住所をひかえて、早速地図を調べて見に行ってみる。



競売物件は、不動産屋の物件のように家の中を見せてはもらえない。

物件の近くまで行って、なぜか少し隠れながら、家の様子を見てみる。

(暗い)

なんだかわからないけど、家の雰囲気がとても暗い。。

いくら安くても、ここに住んでしまったら、田舎暮らしの楽しみも
半減しそうなので、それ以上の調査は中止。

その後も 山梨日々新聞の競売物件欄をチェックしていたが、

(こんなの)

良さそうな物件は少ないようであった。



新聞広告の物件を見たり、不動産屋に足を運んだりしてみたが
なかなか「コレ!」という物件は見つからない。

そんな頃、フトしたことで良さそうな土地を見つけたのであった。


おまけ:

今はこんなサイト があって、とても便利。

近所の物件を ちょっと見てみると、面白いですよ。

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「散歩で見つけた田舎の土地」へ 続く 

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