「田舎で土地を探す(1)」
次男が産まれてモノも増え、借りていた家(平屋)も手狭になってきた。
何のために田舎に来たのか、といえば、「田舎だったら家が建てられるかも」という大きな理由があったのだ。
田舎での土地探しを始めることにした。
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田舎で土地を探す となると、どうしても田舎暮らしっぽい物件
(山の近くとか、湖や川のそばとか)に目がいってしまう。
オレの場合、ログハウスと薪ストーブにあこがれていたので、
なおさらである。
(あー、ここにログハウスを建てたらカッコイイだろうなぁ)
なんて気持ちで土地を探してしまう。
しかも、そういうヘンピな土地は安いのだ。
不動産屋に行っても、インターネットで探しても、
「200坪で500万円」なんて土地がゴロゴロしている。
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でも、そういう土地にすぐに家が建てられるかというとそうでもない。
「地目」が「山林」で、思い切り傾斜地だったり、
「畑」だったので、農地としか使えなかったり、ということが多かった。
少し山に入った土地が「宅地」だったので見せてもらった時、
不動産屋に、
「ここに住んだら、水はどうすればいいんですか?」
と聞いたら、
「井戸を掘れば出てきますよ。10mも掘れば出るんじゃないかな。」
などと言われたこともあった。
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「田舎暮らし」にもいろいろあるけれど、オレの場合は、
平日は会社の仕事があり、休日だってカラダを休めたいし、
家族や友達とノンビリ遊んだりもしたい。
ヘビーな田舎暮らしにはあこがれるけど、あまりにヘビーなのはダメだ。
(根性ナシだし・・) (^^;)
「荒れ果てた土地を開墾し、井戸を掘り、自力で家を建てる」
という物語には、とてもワクワクするけど、
時間とお金の乏しい自分には 現実的にはむずかしい。
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また、そういった土地探しをしていると 妻も良い顔をしない。
不動産屋と話をしているオレに、視線で「却下、却下」と訴えてくる。(^^;)
この土地にようやく慣れたこともあって、妻としては
出来るだけ近くに土地を見つけたいようだった。
妻には、「子供が小学校に歩いて通える範囲」という希望もあった。
確かに、1時間以上歩いて通わせたり、クルマで学校に送り迎えというのも大変そうだ。
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土地探しについて まとめてみると、
●田舎暮らしの雰囲気があり
●今住んでいる借家の近くで
●水、電気を新たに引く必要がなく
●土地は平坦で
●ある程度の広さ(100坪)があり
●坪単価は8万円以下
●小学校には徒歩30分以内
うーん、こんな都合のいい物件があるもんだろうか?
と思いながらも、近所の土地を調べ始めた。
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「田舎で土地を探す(2)」へ 続く
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