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「あれ?子供は?」

家も決まり、田舎に越してきてしばらくしてから、氣づいたのは、 「周りに子供がいない」ということでした。

正確には「子供が少ない」ということなのですが、 特に長男(当時2歳)くらいの年頃の子供が全然いなかったのです。

横浜のアパート時代は、目の前が公園だったこともあり、妻が長男を公園に 連れて行くと、同じ年代の子供が何人もいて、友達もどんどん出来ました。

公園が我が家の庭のようなものだったので、妻は しまいには「公園の主」 のようになっていました。(笑)
(公園の人間関係に疲れていたようなところもあったようだけど・・)



「周りにコドモがいない」

少しは予想していたことでしたが、これには少し参ってしまいました。

僕は会社に行くので、会社内で知り合いは少しづつ増えます。

しかし、幼い長男と大きいオナカを抱えた妻は、外出もままなりません。
近所の公園に行っても、人影はありません。
夕方に小学生が集まって遊んでいるくらいです。

近所に知り合いがいるわけでもないので、「元公園の主」は、 どんどん孤独になっていったのです。



そんな事態を打開するために、僕と妻がとった行動は、
駅前の「英語教室」に長男を通わせることでした。

横浜にいた頃から、長男に英語を習わせたかったのですが、 僕は躊躇していました。 小さい頃から、学習・学習よりは、おもいっきり遊んで欲しかったのです。

でも、この緊急事態に僕は長男のため、というより、
「妻のために」英語教室に行かせることにしました。

2歳の英語教室ならば、確実に母親が同伴するので、
そこでママ友達が出来るだろうと思ったのです。



これは大正解でした。

長男も友達が増えたし、母親同士でお互いの家を行き来したりするうちに とても近い場所に同い年の子どもがいることもわかりました。



英語教室だけでなく、近くの児童センターや、母親教室のような
ところでも良いと思います。

子供の多い都会では自然に出来る友達も、子供の少ない地方では、
「意思を持って」「積極的に」氣の合う友達を作ることが大事だと思います。

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「え?組長ですか?」へ 続く
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